プリンセスと学園の法則


「で、作戦は?どうすんの?」


「えっとね、ダンスパーティを利用しようと思うんだぁ。ちょうど、寮長とみぃペアだって言ってたから?」




...数日前...



『そう言えばみぃってダンスパーティのペア誰?』


『あ…えっと、柘十だよ////』


『え!?!?まぢ?良かったじゃ~ん!!』

照れて頬を真っ赤に染めるみぃは女のあたしが見ても可愛くて可愛くて……



乙女だなぁって…



思ったんだ。


思い出に浸っていたあたしは湊に呼び戻される。


「で、俺はなに手伝うわけ?」


「湊は寮長の気持ちを聞き出して?まずそれが第一。それで、聞いたらあたしに報告して?できるだけ早くね」



「了解♪」


湊はやけに嬉しそうだった。

まぁその理由は聞かないでおくけど………



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