プリンセスと学園の法則

それからもあたしの変な行動は続いた。


「……梨緒、やっぱどうかした？」

そう言って玲音があたしに近ずいてくる。


ますます混乱したあたしは完全にパニックに陥った。

「ほ、本当大丈夫だから!!!」


それでも近ずいてくる玲音。


あー!!

やめて～～～

それ以上近寄らないでぇ////


あたしの体の中はもう戦争状態。


『格好いいヤツが近ずいてくるぞー!!』

『隊長、異常反応を起こしています!』

ゎ～わ～



……っと、まぁ
こんな感じの状態で…


とにかくヤバイ。


「…最初はこれくらいでいっか!」


すると玲音は急にパッと近ずくのをやめた。


「えッ???」


「梨緒、俺を男として意識してなかったでしょ。

これで、意識してくれた？」


そぉゆう事だったのぉ???


ハメられた……

あたしは手の平で転がされてたわけ…？


うﾞぅさすが玲音、計算高い。