プリンセスと学園の法則
選挙…
絶対負けないから、湊も応援してね?
こんな時だからこそ、湊が信じられた。
確かに今のあたしには
"幸せ"があった…。
それから二人で寮に帰っていつものように時間が過ぎていった。
選挙まであと2日…。
今日は葉瑠や玲音がやたらと張り切っていた。
「ねぇ、なんでそんなに楽しそうなの?」
「ん~、秘密だよな?玲音」
「これは湊から口止めされてるしな!」
湊から口止めされてる??
何だろう?
「とにかく早く学園行けよ!絶対嬉しいことあるから」
「うん」
二人に急かされあたしは学園へと急いだ。