闇色のアニス 地雷機器人ヲ駆除ス
そこまで聞いて、アニスは

露骨に迷惑そうな顔をした



「悪いけど、そういうものに

興味がないの

虹なんて見たくもないし

温泉も趣味じゃない

用事がないのなら

放っといてちょうだい」



そう言うと保健室のドアは

閉められてしまった

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