闇色のアニス 地雷機器人ヲ駆除ス
エピローグ
「本当に行くのかい?」



夕暮れ時に村の外れで

ゼン・イはアニスを見送った



「次のクライアントが

待っているから」



アニスは疲れた表情で答えた



うつむき加減の横顔は

夕日に照らされて美しかった


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