言葉 -コトノハ-
夢
夢に、貴方がでた。
夢の中の貴方は、笑っていた。
楽しそうに。
でも、現実ではなかなか話せなくて。
貴方を見る度に胸が切なくなるの。
そんな想いを貴方が知る訳もなくて。
貴方と交わす言葉の一つ一つが
嬉しくて
ずっと話しをしていたい。
目が合うと、恥ずかしくなる。
でも、目で貴方の事を追ってしまう。
ああ
夢の中みたいに
貴方と
話せたら良いのに
そんな事を想いながら
家路につく貴方の背中を見つめた。