さくらの季節
結局一日中部屋にいた
夜、南が私のお気に入りのパン屋さんでパンを買ってきてくれた
「さくら。どうせ何にも食べてないんでしょう。さくらの大好きなパン買ってきたから食べて」
ミルクたっぷりのあったかいカフェオレも入れてきてくれた
カフェオレを一口飲むと南の優しさが一緒に私の体と心を温めてくれた
「南‥美味しい‥ありがとう」
食べながら嬉しくてまた泣いちゃった
私の涙腺緩みっぱなし
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