さくらの季節
*さくら目線*


駅でお弁当と飲み物それにお菓子を買って電車に乗った





私の隣に竜二





南の隣に海斗




残念ながら同じ場所に座れずそれぞれ別々に




電車が走り出すと竜二が私の手を握ってきた




二人になるのを待っていたかのように




そして私の耳元で小さい声で呟いた





「さくら…その服すごい似合ってる」




私の心臓は忙しく鳴り出す





ドクン




ドクン




言った竜二も照れてる




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