被害妄想彼氏
★被害妄想 5
由梨の妊娠
修司くんからプロポーズをうけてだいぶ経った。お互いの両親に挨拶したり、結婚式の式場を決めたり。そんなこんなで九ヶ月程が経っていた。
「今日はいい天気だね~」
放課後。学校の窓から空を見上げると、とても綺麗に澄んでいた。
いつものように校長も花に水をやっている。
「ねー由梨!今日修司くんとクレープ食べに行くんだけど一緒に行く?」
窓から視線を変えて由梨を見た。
「うん…邪魔じゃなければ行こうかな」
あれれ?
「どうしたの?何か元気ない?いつもだったら凄くはしゃぐクセに」
「そう?そんなことないよ!今日慎二用事あって遊べないし、行こうかなっ」
由梨はそう言って無理に元気よくみせた。
ただ、考え事をしていたのかもしれない。
そう思い、カバンを手に取り、教室を出た。
校門前には修司くんが待っていて、こちらに手を振っているのが分かる。
「ねえねえ、修司くん。今日慎二元気だった?」
由梨が修司くんを見るなり言い出した。
「え?いつもどおりだけど?」
「そっか…」
あれー?いつもそんな事聞かないくせに…。
「どーしたの?由梨。何かおかしいよ、今日」
「えーいつもどおりだよ」
私と修司くんは顔を見合わせて首をかしげた。
「ほらほら、クレープの屋台発見!」
私達の心配をよそに由梨は先に行ってしまった。
「まさか…由梨さん誰かに狙われているのかな?」
……はい?
「今日はいい天気だね~」
放課後。学校の窓から空を見上げると、とても綺麗に澄んでいた。
いつものように校長も花に水をやっている。
「ねー由梨!今日修司くんとクレープ食べに行くんだけど一緒に行く?」
窓から視線を変えて由梨を見た。
「うん…邪魔じゃなければ行こうかな」
あれれ?
「どうしたの?何か元気ない?いつもだったら凄くはしゃぐクセに」
「そう?そんなことないよ!今日慎二用事あって遊べないし、行こうかなっ」
由梨はそう言って無理に元気よくみせた。
ただ、考え事をしていたのかもしれない。
そう思い、カバンを手に取り、教室を出た。
校門前には修司くんが待っていて、こちらに手を振っているのが分かる。
「ねえねえ、修司くん。今日慎二元気だった?」
由梨が修司くんを見るなり言い出した。
「え?いつもどおりだけど?」
「そっか…」
あれー?いつもそんな事聞かないくせに…。
「どーしたの?由梨。何かおかしいよ、今日」
「えーいつもどおりだよ」
私と修司くんは顔を見合わせて首をかしげた。
「ほらほら、クレープの屋台発見!」
私達の心配をよそに由梨は先に行ってしまった。
「まさか…由梨さん誰かに狙われているのかな?」
……はい?