被害妄想彼氏
私は修司くんに手を引かれ、原澤くんと居たお店を後にした。
「もう大丈夫だよ」
アンタがいなかったら私は大丈夫でした。
「…あ、あの修司くん。どうしてここに…?」
「え?家のクーラー壊れたから涼みに来たんだ。近所だから。」
す、凄い偶然だね。
「でも良かった~ねずみ講の誘いを未然に防げて」
「…修司くん誤解してるよ。あの人は中学の頃の同級生なんだって」
私がそう言うと修司くんは手を離した。
「そうなの?」
「うん」
…やっと分かってくれた。
「…告白、されてたの?」
「え?…うん、そうだね…」
……沈黙。
「俺と別れてあの人と付き合うの?」
「だったらどーする?」
私はちょっと意地悪を言ってみた。
「………困る」
………困る?
「真知子ちゃんが他の男の人と楽しく話してるの見るのとか、なんか、胸の奥がモヤモヤして気持ち悪くなるから…困る」
そう言った修司くんの顔は真っ赤だった。
…………ヤキモチ?
「もう大丈夫だよ」
アンタがいなかったら私は大丈夫でした。
「…あ、あの修司くん。どうしてここに…?」
「え?家のクーラー壊れたから涼みに来たんだ。近所だから。」
す、凄い偶然だね。
「でも良かった~ねずみ講の誘いを未然に防げて」
「…修司くん誤解してるよ。あの人は中学の頃の同級生なんだって」
私がそう言うと修司くんは手を離した。
「そうなの?」
「うん」
…やっと分かってくれた。
「…告白、されてたの?」
「え?…うん、そうだね…」
……沈黙。
「俺と別れてあの人と付き合うの?」
「だったらどーする?」
私はちょっと意地悪を言ってみた。
「………困る」
………困る?
「真知子ちゃんが他の男の人と楽しく話してるの見るのとか、なんか、胸の奥がモヤモヤして気持ち悪くなるから…困る」
そう言った修司くんの顔は真っ赤だった。
…………ヤキモチ?