被害妄想彼氏
「へえー、この人が真知子の彼氏?男前じゃん」
……うん、顔は良いけどね。
「真知子、代わってあげるから彼氏と文化祭回りなよ」
「え、本当?ありがとう」
休憩をもらい、私は修司くんと文化祭を回ることにした。
「修司くん、なに食べたい?」
「お好み焼きー」
…皆見てる。修司くんて本当に男前なんだよなあ。
「お好み焼き二つー」
私は隣のクラスのお好み焼き屋さんに入った。
「りょーかい。…いいね、彼氏かっこ良くて。羨ましい!」
悪い気は、しないなあ。
私はお好み焼きを二つ受け取り、修司くんのもとへと向かった。
「ご機嫌だね?」
修司くんは、私の顔がニヤついているのに気がついた。
「え!そう?」
なんて気持ち悪いんだ私は。
外でお好み焼きを食べることにした。
「…どうしたの?修司くん」
修司くんはお好み焼きを見つめている。
「……毛」
どうやら、お好み焼きに毛が入っていたらしい。
「取り替えてきてもらおうか」
「呪われる……」
………はい??
「貞子の呪いだ――――――!!!」
……ここでBGMが流れます。
って違うだろ!!
「この毛がノドに詰まって俺は呼吸困難になって死んでしまうんだ!!!」
それぐらいでは呼吸困難にはならないから!!
「食べなくて良かった!!」
………うん、ほんとだね。
食べる前に気付いて良かったね。
……うん、顔は良いけどね。
「真知子、代わってあげるから彼氏と文化祭回りなよ」
「え、本当?ありがとう」
休憩をもらい、私は修司くんと文化祭を回ることにした。
「修司くん、なに食べたい?」
「お好み焼きー」
…皆見てる。修司くんて本当に男前なんだよなあ。
「お好み焼き二つー」
私は隣のクラスのお好み焼き屋さんに入った。
「りょーかい。…いいね、彼氏かっこ良くて。羨ましい!」
悪い気は、しないなあ。
私はお好み焼きを二つ受け取り、修司くんのもとへと向かった。
「ご機嫌だね?」
修司くんは、私の顔がニヤついているのに気がついた。
「え!そう?」
なんて気持ち悪いんだ私は。
外でお好み焼きを食べることにした。
「…どうしたの?修司くん」
修司くんはお好み焼きを見つめている。
「……毛」
どうやら、お好み焼きに毛が入っていたらしい。
「取り替えてきてもらおうか」
「呪われる……」
………はい??
「貞子の呪いだ――――――!!!」
……ここでBGMが流れます。
って違うだろ!!
「この毛がノドに詰まって俺は呼吸困難になって死んでしまうんだ!!!」
それぐらいでは呼吸困難にはならないから!!
「食べなくて良かった!!」
………うん、ほんとだね。
食べる前に気付いて良かったね。