被害妄想彼氏
親はOKしたけど、修司くんはどうなんだろう?
私は、メールをしてみた。
『旅行、行けそう?』
返事が返ってきた。
『何とか行けそうだよ。また詳しい事は後で電話する。今バイト中』
……バイト?修司くん、バイトやってたんだ。何のバイトなんだろう?
しばらくしてから、修司くんから電話がかかってきた。
『今バイト終わったー』
「バイトって何のバイトなの?」
『コンビニ』
案外、普通だね。
…いやいや、修司くんの事だ。修司くんなら冷やし中華を『温めますか?』と聞きかねない。
『じゃあそういうことで』
用件を話し、電話が切れた。
クリスマスか…。私は、嬉しさ半分、不安半分の複雑な気持ちだった。だって相手は修司くんだもんね。
その時、お母さんから渡されたお金を握りしめたままだったことに気付いた。
『勝負下着買いなさい』
そんな言葉を思い出し、赤面する。
「か…買わねえ~し!」
部屋でひとり叫び、布団にもぐりこんだ。
私は、メールをしてみた。
『旅行、行けそう?』
返事が返ってきた。
『何とか行けそうだよ。また詳しい事は後で電話する。今バイト中』
……バイト?修司くん、バイトやってたんだ。何のバイトなんだろう?
しばらくしてから、修司くんから電話がかかってきた。
『今バイト終わったー』
「バイトって何のバイトなの?」
『コンビニ』
案外、普通だね。
…いやいや、修司くんの事だ。修司くんなら冷やし中華を『温めますか?』と聞きかねない。
『じゃあそういうことで』
用件を話し、電話が切れた。
クリスマスか…。私は、嬉しさ半分、不安半分の複雑な気持ちだった。だって相手は修司くんだもんね。
その時、お母さんから渡されたお金を握りしめたままだったことに気付いた。
『勝負下着買いなさい』
そんな言葉を思い出し、赤面する。
「か…買わねえ~し!」
部屋でひとり叫び、布団にもぐりこんだ。