被害妄想彼氏
「なんでぇ」
「彼氏の誕生日なんで」
私がそう言うと、お兄さんは目をパチクリとさせた。
「あんた律儀だね~」
お兄さんは笑いながら言った。
「いいよ、来れないなら。でも来れそうなら来てよ」
どっちだよ。
「んじゃね」
お兄さんはそう言って私のオデコにキスした。
「!!」
な………
「またね~」
コイツは………シェクハラ男だ。
修司くんの誕生日まであと10日。
今日は放課後デートの日。
「真知子ちゃん、手紙見た?」
「うん、誕生日会するんだよね?」
¶~♯~♭~♪♪
メールだ。
私はカバンから、携帯を取り出そうとした時、あのチケットが落ちた。
「落ちたよ。」
「あ、ありがと」
「真知子ちゃん、ライブとか行くんだ?」
「いや、別に…」
あのシェクハラ男…修司くんと似ているのは顔だけ。
「へぇ、俺行きたいなー」
「でもその日、修司くんの誕生日じゃん。」
「ライブ20時からでしょ?行けるよ。……あ、それとも他に誰か行く人いた?」
「……ううん」
「じゃ、行こうよ!」
…………え。
「彼氏の誕生日なんで」
私がそう言うと、お兄さんは目をパチクリとさせた。
「あんた律儀だね~」
お兄さんは笑いながら言った。
「いいよ、来れないなら。でも来れそうなら来てよ」
どっちだよ。
「んじゃね」
お兄さんはそう言って私のオデコにキスした。
「!!」
な………
「またね~」
コイツは………シェクハラ男だ。
修司くんの誕生日まであと10日。
今日は放課後デートの日。
「真知子ちゃん、手紙見た?」
「うん、誕生日会するんだよね?」
¶~♯~♭~♪♪
メールだ。
私はカバンから、携帯を取り出そうとした時、あのチケットが落ちた。
「落ちたよ。」
「あ、ありがと」
「真知子ちゃん、ライブとか行くんだ?」
「いや、別に…」
あのシェクハラ男…修司くんと似ているのは顔だけ。
「へぇ、俺行きたいなー」
「でもその日、修司くんの誕生日じゃん。」
「ライブ20時からでしょ?行けるよ。……あ、それとも他に誰か行く人いた?」
「……ううん」
「じゃ、行こうよ!」
…………え。