被害妄想彼氏
★被害妄想 4
enjoy関西
ある日の放課後。
私と修司くんは学校帰りにデートをしていた。
「柏原さんんて、意味不明な言葉使うよね!きっと宇宙人だよ!」
突然修司くんがそんな言葉を発する。ケツ子となんか会話でもしてきたのだろうか…。
「へぇ。ケツ子は宇宙人なんだ」
ズコォォー
私は水気が無くなった氷だけのジュースをススっていた。
てか、ケツ子の話とかどーでもいいし…
「真知子ちゃんさぁ、もうすぐ誕生日だよね?」
修司くんがそう言う。
「そうですが?」
「ちょっと早いけど、ゴールデンウイーク、旅行行くよ!」
ズゴォッ
あまりに唐突な話だったので、勢いよくスッてしまい、氷が気管に入った。
「ゴホ……ッ。え……どこに?」
「関西だよ。皆も行くから!」
皆って誰だよ!!
「ウチの自家用飛行機で!」
オイオイ、そんなモンあんのかよ。
「慎二達の元実家で、今は別荘変わりに使ってるんだって。そこに泊まるから」
へぇぇ……
「無理とか無理だから本当に無理だからね」
え………強制?
私と修司くんは学校帰りにデートをしていた。
「柏原さんんて、意味不明な言葉使うよね!きっと宇宙人だよ!」
突然修司くんがそんな言葉を発する。ケツ子となんか会話でもしてきたのだろうか…。
「へぇ。ケツ子は宇宙人なんだ」
ズコォォー
私は水気が無くなった氷だけのジュースをススっていた。
てか、ケツ子の話とかどーでもいいし…
「真知子ちゃんさぁ、もうすぐ誕生日だよね?」
修司くんがそう言う。
「そうですが?」
「ちょっと早いけど、ゴールデンウイーク、旅行行くよ!」
ズゴォッ
あまりに唐突な話だったので、勢いよくスッてしまい、氷が気管に入った。
「ゴホ……ッ。え……どこに?」
「関西だよ。皆も行くから!」
皆って誰だよ!!
「ウチの自家用飛行機で!」
オイオイ、そんなモンあんのかよ。
「慎二達の元実家で、今は別荘変わりに使ってるんだって。そこに泊まるから」
へぇぇ……
「無理とか無理だから本当に無理だからね」
え………強制?