大切な時間
第2章 各々の想い
《アキ》
夏休みも終わり、連日の進路相談、委員会などに3日目でダウンした。
自分の学力より上を狙わないことで私は先生に怒られると思ったけど、とにかくどこかに入ってほしい学校側は学力の低い大学を勧めてきた。
そんなんだから何年経っても偏差値があがらないのよ。
周りの生徒も同じ事を思っているのか、緊張感がひしひしと感じられて教室が息苦しいものとなっていた。
「2人に逢いたいなぁ」
自然と想いが口に出る。
この前の花火大会から2人とは連絡を取っていない。
自分から連絡を取るのが恥ずかしかったし、何を話したらいいかもわからなかったから。
「メール来ないかな…」
花火大会ではぐれて以来、いつでも連絡できるようにって電話番号も教えてもらったけど、電話はおろかメールすら2人からは来ない。
「忙しいのかなぁ…」
夏休みも終わり、連日の進路相談、委員会などに3日目でダウンした。
自分の学力より上を狙わないことで私は先生に怒られると思ったけど、とにかくどこかに入ってほしい学校側は学力の低い大学を勧めてきた。
そんなんだから何年経っても偏差値があがらないのよ。
周りの生徒も同じ事を思っているのか、緊張感がひしひしと感じられて教室が息苦しいものとなっていた。
「2人に逢いたいなぁ」
自然と想いが口に出る。
この前の花火大会から2人とは連絡を取っていない。
自分から連絡を取るのが恥ずかしかったし、何を話したらいいかもわからなかったから。
「メール来ないかな…」
花火大会ではぐれて以来、いつでも連絡できるようにって電話番号も教えてもらったけど、電話はおろかメールすら2人からは来ない。
「忙しいのかなぁ…」