永遠の絆

「いい加減にして」


あたしは椅子に座る諒ちゃんの前に立ち、そう吐き捨てた。


「あ?」


諒ちゃんは低い声を出し、下からあたしを見上げて睨み付ける。


「だから、いい加減にしてって言ってんだよ」

「…んだと?」


諒ちゃんは深く椅子に座り机に足をあげたまま眉間にシワをよせ鋭くあたしを睨み付けてくる。

その、あたしと諒ちゃんの会話の空気に一瞬にして教室の中は静まり返り、周りの女達はビクビクして少し身を引いていた。


諒ちゃんの周りにいたツレと言う先輩も、驚いた表情をして目を見開き、あたしをジッとみてきた。


でも、そんな事お構いなしにあたしは言葉を吐き捨てていた。


「毎日、毎日、人の机の上にゴミ置いてんじゃねぇよ。捨てろよ!!」


そう吐き捨てるあたしに周りの男は焦ったのか、一人の男があたしの肩をツンツンと突く。

だけど、それにもイラっとしたあたしはその男にも睨み付けた。



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