永遠の絆
「美咲ならいいや」
ジュンはあたしの耳元から顔を離し、あたしの肩を引き寄せたままラブホテルまで足を運ばせる。
馬鹿らしくなった。
3万も払ってそんなにあたしとヤりたいのかと思うと…
まぁ、ジュンは元々そう言う奴だ。きっとあたしに払う金だって他の女と寝て女から貰った金か何かを仕出かして稼いだ金か…
そんな事を思っているとホントに馬鹿らしくなって逆に笑えてくる。
もうどうだっていい。どーせ、あたしの身体は汚れてんだし今更になって止めてもヤっても同じだし。
お金、必要だし。結局はお金にしがみ付く事しか出来ない。
ラブホテルに入るとジュンは即行あたしの身体をベッドに押し倒した。
あたしの首筋にジュンの唇が滑る。
「…シャワー」
小さく呟くあたしに、「もう待てねぇ」そう言ってジュンはあたしの服を脱がしていく。