永遠の絆
赤い蛍光ランプが薄暗い部屋の中を奇妙に照らす。
その色があまりにもいいとは思えなかった。
視界が歪み天井がぼやけていく…。
ジュンがあたしの身体に愛撫していく中、あたしの瞼はゆっくり落ち、声すら出なかった。
そんな中、微かに聞こえてくる聞き慣れた音にあたしの志向はハっとし思わず声を上げた。
「待って!!電話」
聞こえてくるのは、あたしの鞄の中に入っている携帯で、一人の人物が頭に浮かぶ。
…―――翔。
「ほっとけよ」
そう言ってジュンはあたしの両足を開け、そこに顔を沈め愛撫していく…
「…んっ…、」
思わず漏れてしまった声にジュンは激しさを増す。