封印せし記憶
再度





朝焼けが白み始める時刻、朝菜は目を覚ました。
のそりとベッドから這い出る静菜。

顔を洗い制服に着替えると、いつものようにトーストとミルクティを口にした。
肩にかかるサラサラの黒髪は整えるまでもなく綺麗に纏まっている。


学校へ登校する時刻までを丘のある公園で過ごしてから、学校へ足を向けた。




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