あいつ~序章
 あいつの両股が俺の右股を締める。
 サッカー選手だけある、もの凄い力だ。そして股間を俺の腰に激しく擦りつけて痙攣した。あいつのジーパンに締め付けられたものから、どくっどくっとほとばしり出るものの感触が俺の腰に伝わる。

 ぐったりしたあいつを抱えてベッドに寝かす。ジーパンのファスナーを開けると、やはり黒い光沢のある生地のビキニパンツをはいていた。
 まだ大きさを保っている茎の形の上から大量の精液が浸みだし汚れている。

 俺はジーパンを脱がすと下着の上からそれを舐めていく。ビキニの裏を返して舐める。汗と尿の塩辛い味とあいつの苦い精液の味を俺は覚えた。あいつの茎に舌を当てるとあいつの女のようなふくよかな下腹が大きく波打つ。俺はあいつの全てをきれいにしてやった。

 あいつは俺が、あいつの激しく運動したあとの汗をかいたままを抱くのが好きなことを知っている。最初、嫌がったが、俺はあいつにシャワーを使わせなかった。

 あいつは軽蔑したような顔をして、
「じゃ、汚い俺の体を舐め回させてやるよ。お前は僕の奴隷(ヤプー)だな」
 あの時の高慢そうな顔はここにはない。
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