太郎君のヒ・ミ・ツ♪



「太郎…
電気ついてるよ?」

「あ?んな訳…」

太郎も部屋を覗く。

「え?!
何でついてんの?」

「知らないよ〜
あたしに聞くなッ」

もしかして…

「泥棒?!」

「…は?
気味の悪い事言うなよ」

「だ、だって…」

もしかするともしかするじゃん!

そこまで考えろよ!
バカ太郎ッ!

カチャ…

するとリビングから一人の女の人がこちらに向かって走ってくる。

「太郎様ッ…!」



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