太郎君のヒ・ミ・ツ♪



超ドキドキさせられてムカつく…


そうだ。

あたしからキスしてやる…

いっつも
太郎からだったし…

少しビビらしてやる♪


あたしは
太郎の顔を両手で挟んだ。

「にゃんだよっ…」


にゃんだよっ…

だって!

ハハハ(笑)

マジウケるッ♪

グングン近くなるあたしと太郎の唇。


えーーい!!

ブチュ!

勢いのあまり、おもいっきり唇と唇がぶつかってしまった。


すると太郎はあたしの後頭部に手を添えて、離れられなくした。

あたしの口の中に太郎の舌が入ってきた。

ウッ…

眠くなるんですけど…

「…ハァ、ンッ…」

太郎…

太郎…

太郎…

太郎…

太郎の茶色い髪の毛も…

太郎の意地悪な唇も…

太郎のSっ気も…

太郎の声も…

全部大好きだよ。

今心がそう叫んでるよ……太郎。





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