太郎君のヒ・ミ・ツ♪



それから二人で電車に乗って水族館に向かった。









「ワーッ!すっごーい♪」

めっちゃ綺麗な水族館だぁ…


「またこけんなよ」

「大丈ッ…」

ヤバッ!

またこけるッ!!

と…思った瞬間。


ぎゅっ

太郎に支えられた。

「言ったうちからつまづいてんじゃねーよっ」

と言われた。

「ごめんッ」

「行くぞ♪」


太郎はあたしの手をしっかり握りしめて、館内に入った。





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