太郎君のヒ・ミ・ツ♪



大嫌いにはなれないけどっ…


「太郎のバーカ」

「誰がバカだと?バカ」

グサッ…

まぁ確かにバカだけど…





■□■□■□■□■□■□■□■


それから全ての授業が終わり、放課後になった。


「岸辺さん、さようなら♪」

「さ、さようなら」


太郎と言葉を交わして門に向かった。


すると
大きな車が止まってあった。



車に近付くと窓が開いた。

「ごきげんよう。」

「こんにちは」

「乗ってください」


自動で開いたドアにビックリしながらも、車に乗った。


「山田、いつものお店へ」

「かしこまりました」


呼び…呼び捨て?
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