Black Light

部屋の中から

乾いた笑い声が聞こえた



その声に

はっきりとした確信を持つ



ねぇどうして

どうして

こんなこと…


全身が震えていた

信じたくない

信じることなんて出来ない


そうでしょ?





「…湊」





目の前にいる湊は

私の知らない湊


返り血を浴び

笑顔を浮かべている彼の瞳が

ゆっくりと私を捕らえる




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