明日も逢いたい
「だって最初は思うんだよ?優しい所にキューンってなってー」
半分絡んでるあたしを隼人は「はいはい。」って笑って見てる。
「お。ビール来たぞ。はいよ。」
「わーい。いただきー」
「で、今回は何ヶ月?」
ビールと一緒にきた枝豆を食べつつ隼人が言った。
「んーと。3ヶ月ー」
「ふーん。それで何が原因だったの?」
「だって…車の中で…」
「何?」
確信に迫られるとあたしは……が多くなる。
それに気付いた隼人は言いたいけど言いずらいあたしの気持ちをすぐ察してくれる。
「あのね…」
「うん」
枝豆を抱え込んで食べてる。ちょっとくらい分けてよ。
「はいよ」
あれ?口に出てたのかな?枝豆を少し分けてくれた。
「ありがと…
あのね…だって……
車の中で……」
「あーわかった。」
毎回別れる理由が同じなのを隼人は解ってる。
何で別れるのか。
みんなスグにエッチしたがるんだもん。
体目当てかとか思っちゃう。