明日も逢いたい
---------------
OK!
8時に昨日のとこでいい?
---------------
やったぁ。嬉しいー
早く仕事終わんないかなぁ。
隼人。
多分もぉあたしは我慢できなくなるよ。
仕事が終わりすぐに待ち合わせ場所へ直行。
近くのトイレでメイク直しをして。
好きな人を待つ時間がこんなに幸せだなんて。
けど振られたらどーしようかと考えてたら隼人の到着。
「百面相だな。お疲れ。ユナ。」
笑ってる顔もカッコイい。あたしって相当バカだなぁ。
見られてたんだ。
顔が暑くなってくる。
「お疲れ様。」
「今日はさ。あっちの飲み屋行かない?」
「うん。」
隼人が歩き出す横にあたしはついて行く。
手を繋ぎたいけど。
だめだよね。
飲み屋に着いて他愛もない話。
そしたらおもむろに隼人が、
「今日もなんてさ。どしたの?なんかあった?」
「あ…のね。」
折角気持ちよく飲んでたのにいきなりだったからビックリして何て言えばいいのか分からない。