【短編】後輩カレシ。
生徒会室中の音が一瞬全て消えた。
そして、
「「「え゛ええぇぇ!!!??」」」
生徒会室中に、澤崎くんと久美以外の私たちの声が響きわたった。
「どーいうこと!?澤崎くん!つか久美はコイツのどこがいいの!」
「初耳ですよ、先輩!」
「まさか生徒会の中でカップルができるとはなぁ……」
三人の声が一緒に飛び出した。
澤崎くんと久美の顔は真っ赤だ。
「俺が告ったんだ。」
ますます赤くなる澤崎くん。
「それで…オーケーしたの……///」
「「「まぢですか……」」」
今度はぴったりハモった。