後悔、先に立たず。
それから毎日の様に、
お義母さんからの罵声が飛んできた

日増しに膨らんでいくお腹。
毎日続くつわり。

そんな中、実家から電話が来た。

お母さんからだ。
『綾!!あんた、身体どうなの!?相手はまだ来ないみたいだけど、どうなってるの??』

綾香は思った。
─言えないよ。今、毎日責められてるんだよ??

だけど、そんな事を言ったら心配するのは目に見えてるから嘘をいった。

『あのね、相手の人やお母さんは仕事があるからそんなにすぐには行けないの!』

普通はそんな言い訳が通る筈がなかった。結婚するっていってるのに親同士の顔合わせもしないなんて
でも綾香は強引に押しきった

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