後悔、先に立たず。
何分かたつと、
ゆうの母親が来た。

綾香は真っ青になって
どう切り出していいかわからなかった。

すると、母親は
綾香をひっぱ叩いた。

綾香は信じられなかった。言われのない事を言われ、話をしようとしても聞いてくれなかったくせにどうしてと思った。

すると、
母親は
『何で黙ってたの?辛かっただろうに。』

綾香は言った。
『何回、言おうと思ったことか。お母さんはきいてくれなかったじゃないですか!』

傍にいた看護婦は、その光景が信じられなくて綾香を病室に戻した。

そして、安心した綾香は眠った。
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