後悔、先に立たず。
赤ちゃんの事を聞くと元気だが早産だから、様子を見るために専門医に見せてるよと言われた。

そして、看護婦さんが言った言葉。
『他のママさん達もいて、新生児の赤ちゃんの声が嫌になるかもしれないけど、その時はちゃんと言ってくださいね』

綾香はうなずいた。
暫くするとゆうが来たので、看護婦さんは気を使って外に出た。

ゆうは、
『お疲れさん。よく頑張ったな。』
と言ってくれた。

綾香はゆうが喜んでそう言ってくれたことが素直に嬉しかった。

さっきお義母さんから殴られた事なんて忘れるくらい。
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