後悔、先に立たず。
そんな時だった。

いきなりゆうが仕事をやめて帰ってきたのである。


綾香は信じられなかった。ふたりだけじゃないのに。真由もいるのに─

綾香はゆうを責めた。
あれだけ家事を綾香なりに頑張ってこなしてきたのに。

夜の方も気分が悪くても我慢してたのに

と今までの自分の不満に思ってることを全部吐き出した。

すると、ゆうは
『勝手なことを言うな!!』と言い、
綾香を本気で平手打ちした。

綾香は
吹っ飛ばされ意識が朦朧として暫く動けなかった。

真由は
そんな綾香をみて絶句していた。
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