後悔、先に立たず。
でもそんな嬉しい事も続かなかった。

綾香はバイトにいかなければならなくて

ゆうに言った
『ゆう、あや、明日バイトあるから帰るね』

すると、ゆうは
『帰らないでくれよ。俺にはおまえしかいないんだよ』

といきなり情けなく泣き出したのだ。

それでも綾香は
「自分の事をこんなにも必要としてくれてる」と勘違いして

『ゆう。一ヶ月待って。バイトやめてくるから』

そう言って一旦帰ることになった。
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