夢(ほし)職人ムムとワガママな絵本
けど、どこか寂しそうな笑顔でした。




◇◇◇◇◇◇


次第に空は暗くなり夜になりました。


本屋から戻ったムムは、夕食を作り、片付け、シャワーを浴び、ベッドに入りました。



セルディはまだ帰っていないようです。

けれど、別に珍しい事じゃありません。

いつも、ふらっと現れてふらっと居なくなる人ですから、ムムは気に止めていません。


けれど、テーブルの上にさっき作ったホワイトシチューとパンを置いておきました。

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