爆走ハラスメント〜ツンデレ生徒会と硬派な王子達
「3ヵ月後に、俺が出る試合のチケットを30枚売るのを手伝ってほしい。1枚5千円。売れなかったら自腹で買取なんだ。」
「は?」
「チケット?」
葉子と和葉は顔を見合わせた。先に口を開いたのは和葉だった。
「何のチケットなの?」
興味を持った和葉は、前のめりで顔を近付けてきた。和葉の制服は、サイズがあっていない。胸元が丸見えだった。
思わず胸に目がいった真幸だったが、2、3秒見ると和葉の肩を押して姿勢を正した。
「おい、胸が丸見えだぞ。」
和葉は素早く両手で胸を隠すような仕草をすると、顔を真っ赤にした。
「ちらっと見えただけだから。」
そっけなく答えて、葉子の方に向き直した真幸だったが、ちゃんとしっかり見ていた。ピンクだった。
「俺、総合格闘技をやってるんだ。それで東京に来たんだけど、さっそく今度、ある団体の試合にエントリーしてもらえる事になった。でも、チケットを1人30枚捌(サバ)かないといけなくて。」
真幸の話では、チケットを選手が売り捌くのは普通だと言う事だった。人気選手になると、1人で200枚近く売るそうだ。
「は?」
「チケット?」
葉子と和葉は顔を見合わせた。先に口を開いたのは和葉だった。
「何のチケットなの?」
興味を持った和葉は、前のめりで顔を近付けてきた。和葉の制服は、サイズがあっていない。胸元が丸見えだった。
思わず胸に目がいった真幸だったが、2、3秒見ると和葉の肩を押して姿勢を正した。
「おい、胸が丸見えだぞ。」
和葉は素早く両手で胸を隠すような仕草をすると、顔を真っ赤にした。
「ちらっと見えただけだから。」
そっけなく答えて、葉子の方に向き直した真幸だったが、ちゃんとしっかり見ていた。ピンクだった。
「俺、総合格闘技をやってるんだ。それで東京に来たんだけど、さっそく今度、ある団体の試合にエントリーしてもらえる事になった。でも、チケットを1人30枚捌(サバ)かないといけなくて。」
真幸の話では、チケットを選手が売り捌くのは普通だと言う事だった。人気選手になると、1人で200枚近く売るそうだ。