爆走ハラスメント〜ツンデレ生徒会と硬派な王子達
その姿を見て、葉子は胸を締め付けられる思いがした。葉子は感情を押さえ、にっこりと笑った。


「挨拶の事なら、気にしないの。私、人前で話すの得意だしね。それに、バッチリだったんでしょ?」


生徒会挨拶は、会長である和葉がするはずだった。たが、副会長の葉子が挨拶をしたのは、今朝のこんなやり取りからだった。
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