最後の晩餐は貴女を…
手をグッと掴まれた私は目を力いっぱい綴じた。

すると何かチクチクしたモノに触れた。

何、これ?

目を開けると傷口だった。

「あっ…」

「手術、無事成功!」

「ほんと…に?」

「うん!嘘なんてつかないよ。もう泣かれたくないしね」

そう言うと笑った。



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