最後の晩餐は貴女を…
余韻に浸っていると…

「今度から、毎日の晩餐はモモだから」

えっ。毎日の晩餐は私?

それって、つまり…その…


うわぁぁあ!遠慮します!

「やだっ!離して!」

「そんな事言ってぇ〜!怖がらなくていいよ?優しくするし!来年、成人式あるんだし一緒に大人になろうよ」

「菅さんは、もう成人式終わってるじゃん!」

「まっ!何て事を!年は二十四でも心は少年のままだよ!でも、そんな事言うなら…」

このあとも、色んな言葉を言われたのは容易に想像できると思う。



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