メトロノーム 【完】
昨晩、心配かけた里菜と涼太に

隼人くんとの事、簡単にメールしておいた。

そして、いつものように里菜と一緒に通学しながら

もっと詳しく昨日のことを話し、里菜にも応援していて欲しいことを伝えた。


「よかったね!!本当。

七海の気持ちが隼人くんに通じたんだよ!!

私は、七海が幸でいてくれるなら応援するから、頑張るんだよ!

・・・にしても。

涼太が七海のことまだ好きだったなんて。

まさかとは思ってたんだけど。」

「気づいてたの?」

「なんとなく・・ね。」
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