メトロノーム 【完】
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夏休み後半。
珍しいくらい空はどんより曇っていて今にも雨が降り出しそう。
なんだか私の心を代弁しているようで、切なくなる。
夏休みだから、部活はお昼の12時まで。
練習が終わって隼人をいつもの公園で待つ。
今日は、私の気持ちを言わないといけない・・・。
夏休み中、隼人はいつも涼太の家にバイクを止めさせてもらって、部活に行っている。
涼太の家がある方角を見つめていると、待ち合わせ時間丁度に隼人のバイクが遠くに見えた。
あの時、楓を乗せたバイクは買い換えられ、新しいバイクになっていた。
やっぱり「危ないから」と言って、後ろには乗せてもらったことはないけれど、それでも私は幸せだったんだ。
珍しいくらい空はどんより曇っていて今にも雨が降り出しそう。
なんだか私の心を代弁しているようで、切なくなる。
夏休みだから、部活はお昼の12時まで。
練習が終わって隼人をいつもの公園で待つ。
今日は、私の気持ちを言わないといけない・・・。
夏休み中、隼人はいつも涼太の家にバイクを止めさせてもらって、部活に行っている。
涼太の家がある方角を見つめていると、待ち合わせ時間丁度に隼人のバイクが遠くに見えた。
あの時、楓を乗せたバイクは買い換えられ、新しいバイクになっていた。
やっぱり「危ないから」と言って、後ろには乗せてもらったことはないけれど、それでも私は幸せだったんだ。