-片翼だけの天使-
風が吹いて
朝の目覚めは、いつになくすっきりした気分だった。
今頃はまた、知らない土地で三味線弾いてるんだな。
朝食を済ませた僕は、いつものように家をでる。
昨日の事を思い返してついニヤニヤしていた。
自転車をひきながら、そんなこんなで駅までの道のり自転車に乗ろうとしたその時だった。ポケットの中のケータイが鳴った……



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