-片翼だけの天使-
まあいいやと、僕は仕事にとりかかる。
今日はバイト代入るんだ。なんか美味しいもの食べようかな。
仕事が終わると、事務所で店長がバイト料を封筒に入れて僕に渡した。
「お疲れ様。それから今度の5周年のイベントさ、手伝ってくれないか。バイト料はずむから」
「あ、はいわかりました。でも何すればいいんですか?
「まあ会場の整理とか色々さ。なーに大して難しい仕事じゃないよ。若い子は君くらいだから頼むよ亅

そっと耳打ちすると、店長は僕の肩を叩いた。



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