forget-me-not
「おじさんから
 君を迎えに行くように
 頼まれたんだ」

そう言うと相馬さんは
大きな手を私に差し伸べた


手をとっていいのかどうか
迷っているとクスクス笑いながら

「あれっ??
 もしかして警戒してる?」

と言って私の顔を覗きこんだ

「大丈夫!!ナンパじゃないよ
 僕、君のお隣さんだから」

そう言って私の手をとり歩き出した
なんだろこの人イチイチ
全ての仕草が爽やかなんですけど・・・






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