forget-me-not
はぁ~これじゃ私が
変な人じゃん


そういえば双子の弟くん
さっきも居なかったな


どうしよう・・・
鏡夜さんより極悪な性格だったら


「はぁ・・・」


とりあえずシャワー浴びて
気を取り直す事にした


確かシャワー室はこの階の
奥って言ってたはず

でもさぁ~
何でこんなに広いんだろ・・
迷子になるっつーの


「なんだこのお風呂場・・・
 私・・・間違いなく
 脱衣所に住めるよ」


独り言を言いながら服を脱ぎだした


「あっ!!!
 もしかしてマーライオン
 居たりしてぇー!!」


私は勢い欲く扉を開いた


「・・・・」


ザァアアアアー

ザァアアアアー


目があった

マーライオンじゃなく

―――人間のしかも

男子と・・・・


しかも見ちゃいけないもの

―――見ちゃった



「/////////」


「ぎゃぁああああ」



どこかに穴がありませんか
私が入れるほどの・・・






















< 29 / 92 >

この作品をシェア

pagetop