forget-me-not
そこにそびえたつ家は
家というには大きすぎた
パパとママがあんなに
必死に働いて・・・どっちかというと
うちは貧乏の分類に属していた
それが・・・
パパってこんな良いとこの
育ちだったのあの温厚な顔に
15年も騙された・・・
思わずポカーンとお屋敷を
見上げてしまう
「ゆ・・・ゆいちゃん・・
口があいとるよ・・はははぁ」
だってパパの口癖は
『ごめんね貧乏で』
『パパの甲斐がないから』
って自分の駄目ップリ猛アピール
してたのに自分はこんなお屋敷で
育ってたなんて・・開いた口が塞がりません
おじいさんはフリーズしてしまった
私の肩を抱いて中へと連れていった
「早速ゆいちゃんの
部屋を案内しよう」
おじいさんはなんだかとても
楽しそうだった
ゆいがここへ来ることを本当に
喜んでくれているんだろう
「ほら、ここだよ
急いで準備したから
なにか足りないものが
あるかもしれないなぁ
欲しい物があれば遠慮しないで
何でもいいなさい」
そう言って見せられた部屋は
「うわぁぁぁ
凄い・・・
お姫様の部屋みたい・・・」
そこには乙女チックな部屋が
広がっていた
今まで住んでいた部屋を
全部たしてもたりない
これが私一人の部屋・・・
「凄いっおじいさん
わたしベットって
初めてっ!!
ずっと憧れていたんです」
私は小さい子供のように
はしゃいでいた
「そうかそうか
そんなに喜んでくれると
わしもうれしいよ」
そんなゆいをみて目を
細めうれしそうに笑った
「ゆいちゃん
着いて早々悪いんだが
わしはこれから
ちと用事がある
後のことは家の者に
頼んでおいたからのぉ
他の部屋も見てみなさい
これからはここが
ゆいちゃんの家じゃ
遠慮してはいけないよ」
そう言うと部屋を出て行った
家というには大きすぎた
パパとママがあんなに
必死に働いて・・・どっちかというと
うちは貧乏の分類に属していた
それが・・・
パパってこんな良いとこの
育ちだったのあの温厚な顔に
15年も騙された・・・
思わずポカーンとお屋敷を
見上げてしまう
「ゆ・・・ゆいちゃん・・
口があいとるよ・・はははぁ」
だってパパの口癖は
『ごめんね貧乏で』
『パパの甲斐がないから』
って自分の駄目ップリ猛アピール
してたのに自分はこんなお屋敷で
育ってたなんて・・開いた口が塞がりません
おじいさんはフリーズしてしまった
私の肩を抱いて中へと連れていった
「早速ゆいちゃんの
部屋を案内しよう」
おじいさんはなんだかとても
楽しそうだった
ゆいがここへ来ることを本当に
喜んでくれているんだろう
「ほら、ここだよ
急いで準備したから
なにか足りないものが
あるかもしれないなぁ
欲しい物があれば遠慮しないで
何でもいいなさい」
そう言って見せられた部屋は
「うわぁぁぁ
凄い・・・
お姫様の部屋みたい・・・」
そこには乙女チックな部屋が
広がっていた
今まで住んでいた部屋を
全部たしてもたりない
これが私一人の部屋・・・
「凄いっおじいさん
わたしベットって
初めてっ!!
ずっと憧れていたんです」
私は小さい子供のように
はしゃいでいた
「そうかそうか
そんなに喜んでくれると
わしもうれしいよ」
そんなゆいをみて目を
細めうれしそうに笑った
「ゆいちゃん
着いて早々悪いんだが
わしはこれから
ちと用事がある
後のことは家の者に
頼んでおいたからのぉ
他の部屋も見てみなさい
これからはここが
ゆいちゃんの家じゃ
遠慮してはいけないよ」
そう言うと部屋を出て行った