青の微熱
  

「お、お母さんは・・?」


「今いません!」


「俺、

家庭教師の斡旋のバイトしてて

え? 名前なんだっけ・・?」

   
「だから~、並木です!」

   
「いや、君の・・・」

   
「え?なんで?

そんなこと教えられません!」


そう言ってあたしは容赦なく

電話を切った。


ったく、なんて失礼な・・・


あたしはちょっとムカついて

ベッドに横になった。


気分最悪や~・・・


もう今日は寝るっきゃない!
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