青の微熱

美紀はプロを目指していて

そうゆう養成スクールに
　　　
通っている筋金入りだ。

しっかり夢を持ってる美紀に

私は憧れている。

舞子は私と変わらず

まだ遊びたいって感じだったから

１年の終わりから好きな
浩太の話ばっかりだった。

浩太はトビと同じバスケ部だ。

２年になって
やっとレギュラーになれる！
とかって喜んでる。

私はこれといって

好きな男もいなかったから

もっぱら聞き役で・・・

まあ、それはそれで楽しかった。

恋愛ってなんだろう？

そんなに夢中になれるんだ・・・

奥手の私はまだピンとこなかった。