青の微熱
祐介との蜜月が

とても狭くて

身勝手な世界を作っていると

祐介にのめり込んでる自分が

みんなとズレてきていることを

トビの笑顔が思い知らせた。


私はみんなに嘘をついている。

言わなきゃいけない!

祐介との関係を

明るみに出さない限り

この暗闇から

抜け出せない気がした。

友達さえ拒絶しなきゃ

いけない関係なんて

やっぱり間違ってる。




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