青の微熱
「祐くん、

何も言わずにさおを

抱いて!

さおを愛してるなら

そうして!

さおを離さないで。

ギュっと抱いてよお!」


祐介は驚いた顔をして

「ちゃお、落ち着きな!」

そうして私を強く

ギュッと抱きしめて

長い長いキスをした。

祐介と

ずっと一緒にいられなくても

もし未来がないとしても

今は、今だけはこうしていたい

祐介と一つでいたい!

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