青の微熱
その日が早く来ることを

望みながら

一方では来ないことを

望んだ。


トビに返事をするとしても

祐介のことを言えない限り

私は嘘をつかなきゃいけない


でもいつか知れた時の

トビの気持ちは・・・?


想像すると恐ろしくなる。


浩太や舞子や美紀は

どう思うだろう?


いつか必ず訪れるその日を

私は恐れながら

祐介といることを選ぶの?


罪が何倍にも

膨れ上がる気がした。
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